宇治めぐり⑤
こんにちは!むすーんです。
今回で宇治編は最終章です。宇治神社・宇治上神社・平等院鳳凰堂の三本立て!!!
まずは、宇治神社を訪れました!
こちらの御祭神は菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)です。
昔々、応神天皇の寵愛により、皇太子と立てられ御祭神でしたが、異母兄弟の兄(のちの仁徳天皇)にその地位を譲るため、自害したとの美談が伝えられています。
また、こちらの神使は兎です。道に迷ってしまった御祭神を一匹の兎が見返りながら先導したとの言い伝えが「みかえり兎」として故事に残っています。
宇治神社を象徴する樹の下で、一枚パシャリ★
手水舎にも、神兎がいました。
こちらでは、みかえり兎のおみくじをゲット!
またの機会に披露したいと思います。
さて、次は宇治上神社です。ユネスコの世界遺産にも登録されています。
お邪魔します!
こちらに祭られているのは、菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)・応神天皇・仁徳天皇の三神です。
でも、菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)は宇治神社での神様だったはず・・・。
実は昔、宇治神社と宇治上神社は二社一体だったとこのこと。納得です!
緑あふれる参道ですねぇ。
着きました!中に入ってみます!
こちらには、「桐原水」という湧き水があります。「宇治七名水」の一つなのですが、現在存在するのはここだけとの事。
冷たくて気持ちいいですねぇ。この水は、持ち帰って煮沸をすれば飲めるそうです。
本殿でお参りします。
また、本殿の右側には、「天降石」や「岩神さん」とよばれている、大きな石があります。その上には、石が沢山積まれています。
石を落とさずに積み上げることができれば、願いが叶うらしく、皆さんが置いていったのだとか・・・。
石の雪崩を起こしそうなむすーんは、積み上げるのを断念しました・・・。
さて、足早に平等院鳳凰堂へ向かいましょう。
やってきました!!今回むすーん達は、これを目当てに宇治へ降臨したと言っても過言ではない!
あと、ほうじ茶アイスを食べる為です。
迫力がすごいですねぇ!!!
「この裏にのってるやつ!!」と、照らし合わせる気まんまんで、10円玉を事前準備していた相棒。しかし、無意識にその10円をお賽銭箱に投入してしまい、願いは叶わなかったようです。
訪れるまで知らなかったのですが、平等院にある最勝院の中には源頼政のお墓がありました。
そしてこちらは、辞世の一首を残し、源頼政が自刀した場所と言われる「扇之芝」です。源頼政の子孫が建てた歌碑もあります。
源頼政の辞世 埋もれ木の花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ悲しかりける
子孫の歌 花咲きてみとなるならば後の世に もののふの名もいかでのこらん
今回の宇治めぐりはこれにて終了です。駆け足できましたが、日本の歴史の偉大さを改めて考えさせられる徘徊でした。むすーんもたくさん勉強して、皆様にもためになるようなblogを書けたらなと思っております。
あ、ほうじ茶アイス食べるの忘れた・・・(;´・ω・)。