むすーんと徘徊日記

気ままに、むすーんが徘徊するそんなblog

梅雨の正面通り

こんにちは、神出鬼没のむすーんです。

京都も梅雨に突入し、あの晴れ渡った猛暑日が一変、雨や曇りの日がちらほら・・・。

今回はあえて、そんな日に徘徊してみましょう。 

 

天気は曇り。さっきまで雨が降っていたのですが、やみました。なんというか、降ったり止んだりを繰り返しているような天気です。

 

そんな今日は、正面通りを歩いてみたいと思います。鴨川に掛かっている「正面橋」から、東に進みます。

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今日の鴨川は、少し切なく感じますねぇ。天気のせいでしょうか?

川の中央には、一匹の渡り鳥の姿が・・・。

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正面橋を渡り終えたむすーん。川端通りと正面通りの交わった道路に出ました。

 

信号を渡り終えた角には、歴史のありそうな和菓子屋さんが!

しかし、通りかかったときは営業時間が過ぎていました。残念・・・。

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さて、気を取り直して「正面通り」、進んでいきましょう!!

 

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この通りには、パン屋さんや京料理店、お寿司屋さんと、お店が並んでいます。

また、以前は営業していたであろう銭湯もありました(やはり、現在は廃業しているとのこと)。

素朴な細い通りですが、その雰囲気に癒されました。

 

細い通りから広い道路に出ます。

 

少し歩き続けると、その先には大きな神社が・・・。ここは・・・

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「豊国神社」でした!!!あの有名な、豊臣秀吉を祀る神社です。

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正面には、唐門が見えます。お邪魔して参拝してきました。

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正面通りは、かつて置かれていた「方広寺の大仏」の正面にあった為、この名がついたそうです。現在、その大仏は地震や火災により無くなってしまったとのこと。

 

ちなみに、方広寺は豊国神社北隣にあります。

こちらには、豊臣氏滅亡のきっかけになった梵鐘もあるそう( ゚Д゚)!!!

この件はまた、別の回で詳しく書きたいと思います。

 

天気が悪い日に外に出るのは億劫になりがちですが・・・。その時にしか見れない特別なものも感じながら、むすーんはこれからも京都の歴史ある通りを徘徊していきます!!!

 

 

紫陽花の季節ですねぇ。

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神秘的なうさぎ神社

こんにちは☆彡めんどくさい病が発症してしまったむすーんです。なんやかんやでここに舞い戻ることができました!!!

「何もしたくない時は、何もしないべき~~~」こんな素敵なことが出来れば、人類の悩みも減るのではないでしょうか。そんなことばかり考えている今日この頃、早速本題へ行ってみましょう!!!

 

今回は、前々から訪れたかった「岡崎神社」にやってきました。

こちらは、平安神宮から徒歩15分ほどのところにあります。

緑が生い茂り、鳥居の奥はとても神秘的です。

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それではお邪魔します!

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実はこちら、狛ウサギがいらっしゃる神社としても有名なのです。

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左右に狛うさぎが鎮座しています。

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おめめが赤くて、とてもかわいいですねぇ!

昔、ここにたくさんの野兎がいたことから、この神社ではウサギが神の使いとされたとのこと。

また、垣武天皇平安京に都を遷した際、都を守るために四方に置かれた社の一つなのです。平安京の東側(卯の方位)に位置している為、「東天王」とも呼ばれます。

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 ここにもウサギが!

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お参りを済ました後、横気になる道を発見!

進んでみると、境内の周りを一周できました。とても静かで、心が落ち着きます。

気温が高い日でしたが、緑が日の光を遮ってくれていた為、その空間はとても涼しく心地よかったです。

 

ちなみにこちらの御神徳は、「厄除け」「縁結び」「子授け・安産」とのこと。

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沢山の兎に興奮気味のむすーん。神社を隅から隅まで徘徊していると、黒く光り輝く「子授けうさぎ」を発見!!!

月を仰ぎ、力を満たしたうさぎ像は、お水をかけてお腹を擦り祈願すると、子宝に恵まれ安産になると言われています。

まわりにあるたくさんの絵馬から、多くの方が訪れているのがわかります。

 

また、隣には「雨社」が!竜の姿をした、水を司る雨乞いの神がまつられています。

「安目社」ともよばれ、目の病気にもご利益があるとのこと。

目がとても悪いむすーんは、ぜひその後利益にあやかりたいです。

 

大満足で岡崎神社を後にしたむすーん。近くのスーパーでオレンジジュースを手に入れ、軽やかに帰宅しました。

 

むすーんもおめめ、お揃いにしてみました!

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賀茂祭(葵祭)

こんにちは、最近暑い日が続きますねぇ。むすーんです。

今回は、5月15日に行われた葵祭ついて書きたいと思います!

 

このお祭りの始まりは、6世紀半ば頃。その当時、日本中が風水害に見舞われ深刻な飢饉が起こっていました。その原因を欽明天皇が占い師に占わせたところ、賀茂大神の祟りとのこと。神の怒りを鎮めるため行われました。

それが現代まで続けられているとは!!とても歴史のあるお祭りなんですね。

 

葵祭と呼ばれていますが、正式名称は「賀茂祭(かもさい)」といいます。葵祭と呼ばれるようになったのは、祭りの装飾に葵の葉が使われたからだそうです。

さっそく、むすーんも歴史あるお祭りを目撃しに行ってきます!!

 

と、意気込んていたむすーん。まさかの寝坊です。行列は、京都御所を10:30に出発予定(;´・ω・)。

全速力で支度をするむすーん。ただいまの時刻は10:00・・・。

奇跡よ、起これ!!!!!!

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

起こりました!!!!!!!!!!!!!!

京阪電鉄神宮丸太町駅で下車し、河原町通りと丸太町通りが交わる交差点へ。

 

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到着と同時に行列の先頭が見えてきました。激写します!!

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 お祭の最中、一足先に来ていた相棒と合流しました。

行列は静かに、下鴨神社へ向かって行進していきます。

 

むすーんたちも、別ルートで追いかけます。

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さて、下鴨神社へ到着したむすーんと相棒。

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歩き続け、おなかペコペコのむすーん達ですが、少し我慢!!

早速、中に入ります。お邪魔します。

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 下鴨神社では、「走馬(そうめ)の儀」の為、糺の森(ただすのもり)にロープが張ってありました。初めての葵祭にドキドキの二人。

しかし・・・腹が減っては戦ができないのです(´;ω;`)。

とりあえず、近くにあった出店で腹ごしらえです!!!

 

 🍙🍙🍙🍙🍙🍙🍙🍙🍙🍙🍙🍙

 

おなかがいっぱいになったところで、5頭の馬が入場してきました。

「走馬の儀」、いよいよ始まります!

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「馬を興奮させないため、フラッシュはご遠慮ください。」アナウンスが流れます。念入りにチェックするむすーんと相棒。準備万全です!

 

馬がスタート地点に到着。いよいよ始まりです。

「一頭目、入ります!」

アナウンスが聞こえた瞬間、カメラを構えるむすーん。

そして・・・

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 は、はやい!!!目が追い付かないスピードで馬が駆け抜けていきました!

観客からは、歓声が上がります。こんなに近くで見られるなんて・・・。

すごい迫力です。

 

「走馬の儀」が終わったところで、相棒は仕事の為お別れです。最寄りの出町柳駅までお見送りしました。

むすーんは、この後も相棒の分まで葵祭を楽しむぜ!!!

下鴨神社を出発した行列をむすーんも追いかけます。

 

しかし、むすーんは途中で迷子になってしまい、行列より遅れて上賀茂神社に到着。

横には牛車が並んでいました。

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そして、行列は上賀茂神社の境内に向かった後だったのです・・・。

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これで、むすーんの初めての葵祭は幕を閉じました。

最後もちゃんと見たかったなぁ・・・。よし、来年リベンジ予定です!!!

 

 

宇治めぐり⑤

こんにちは!むすーんです。

今回で宇治編は最終章です。宇治神社宇治上神社平等院鳳凰堂の三本立て!!!

 

まずは、宇治神社を訪れました!

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こちらの御祭神は菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)です。

昔々、応神天皇の寵愛により、皇太子と立てられ御祭神でしたが、異母兄弟の兄(のちの仁徳天皇)にその地位を譲るため、自害したとの美談が伝えられています。

 

また、こちらの神使は兎です。道に迷ってしまった御祭神を一匹の兎が見返りながら先導したとの言い伝えが「みかえり兎」として故事に残っています。

 

宇治神社を象徴する樹の下で、一枚パシャリ★

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手水舎にも、神兎がいました。

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こちらでは、みかえり兎のおみくじをゲット!

またの機会に披露したいと思います。

 

さて、次は宇治上神社です。ユネスコ世界遺産にも登録されています。

お邪魔します!

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こちらに祭られているのは、菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)・応神天皇仁徳天皇の三神です。

でも、菟道稚郎子命(うじのわきのいらつこのみこと)は宇治神社での神様だったはず・・・。

実は昔、宇治神社宇治上神社は二社一体だったとこのこと。納得です!

 

緑あふれる参道ですねぇ。

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着きました!中に入ってみます!

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 こちらには、「桐原水」という湧き水があります。「宇治七名水」の一つなのですが、現在存在するのはここだけとの事。

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冷たくて気持ちいいですねぇ。この水は、持ち帰って煮沸をすれば飲めるそうです。

 

 本殿でお参りします。

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 また、本殿の右側には、「天降石」や「岩神さん」とよばれている、大きな石があります。その上には、石が沢山積まれています。

石を落とさずに積み上げることができれば、願いが叶うらしく、皆さんが置いていったのだとか・・・。

石の雪崩を起こしそうなむすーんは、積み上げるのを断念しました・・・。

 さて、足早に平等院鳳凰堂へ向かいましょう。

 

やってきました!!今回むすーん達は、これを目当てに宇治へ降臨したと言っても過言ではない!

あと、ほうじ茶アイスを食べる為です。

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 迫力がすごいですねぇ!!!

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「この裏にのってるやつ!!」と、照らし合わせる気まんまんで、10円玉を事前準備していた相棒。しかし、無意識にその10円をお賽銭箱に投入してしまい、願いは叶わなかったようです。

 

訪れるまで知らなかったのですが、平等院にある最勝院の中には源頼政のお墓がありました。

そしてこちらは、辞世の一首を残し、源頼政が自刀した場所と言われる「扇之芝」です。源頼政の子孫が建てた歌碑もあります。

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源頼政の辞世  埋もれ木の花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ悲しかりける

子孫の歌   花咲きてみとなるならば後の世に もののふの名もいかでのこらん

 

今回の宇治めぐりはこれにて終了です。駆け足できましたが、日本の歴史の偉大さを改めて考えさせられる徘徊でした。むすーんもたくさん勉強して、皆様にもためになるようなblogを書けたらなと思っております。

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 あ、ほうじ茶アイス食べるの忘れた・・・(;´・ω・)。

 

宇治めぐり④

こんにちは、むすーんです。

素敵な場所が多くて、書いても書いても伝え足りない・・・。

そんな魅力たっぷりの宇治編第4回目です!

 

立派な石門に目を奪われ、足を止めました。興聖寺(こうしょうじ)さんです。

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こちらの参道は「琴坂」と呼ばれており、坂道に沿って流れている谷水の音が琴の音色に似ていることで名づけられたとの事。

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緑がとても綺麗です。

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秋には、紅葉が美しく彩るので、多くの人が訪れるとのこと。

ですが、この時期の新緑も圧巻です!

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山門に到着しました!

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お邪魔します。

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薬医門を通り抜けると、本堂に繋がっています。廊下は鴬張りで、歩くと鳥の鳴き声に似た音がするとのこと!もともとこの仕組みは、敵の侵入をいち早く知るために作られたそうです。

 

実はこちらには、伏見城から供養の為持ってこられた床板や戸が使われています。

血痕の残った板は天井に用いられ、今では血天井と呼ばれています。

初めて見たのですが、その手あとにドキッとしてしまいました・・・。その背景には悲しい歴史があったんでしょうね・・・。

 

ちょっぴりしんみりしてしまいましたが、知れば知る程奥が深い京都は素晴らしい!

次回も、むすーんの徘徊は続きます!

 

 

 

宇治めぐり③

お茶を愛し、お茶に愛されたウサギ!

その名もーーー、むすーーーーーん!!!!

ジャスティス★!!

 

こんにちは。一度やってみたかったのですが、リアルではできないので、ここで挑戦してみたむすーんです。失礼しました。

さて、今回も宇治を徘徊しちゃいます!

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福寿園さんで腹ごしらえを終えたむすーん達は、軽く運動がてらに「天ヶ瀬(あまがせ)ダム」まで歩くことにしました!!

 

歩くこと、30分・・・。全然軽い運動じゃないような空気を感じつつ、ここまできたら引き返せないむすーんと相棒は、ひたすら、ひたすら歩き続けました。

 

この日は天気がとてもよかったので、それが唯一の救いです。

木陰に素早く入りながら、先に進みました!!

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すると・・・

橋が見えてきました!!!!!!!!!!!

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天ヶ瀬橋に到着です。

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おそるおそる進みます。

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むすーんの横を元気な男の子が走り抜けました。揺れる!揺れる!揺れるー( ゚Д゚)!!!

ちょっとしたスリルを味わえました(;´・ω・)。

 

さて、お次はお目当ての「天ヶ瀬ダム」です。

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大きいですねぇ。でもむすーんは、左側にある怪しい建物から目が離せませんでした。

宇宙人でもいるんでしょうか。

 

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大自然の中にいると、癒されますねぇ。

さて、とりあえず次の場所を目指しましょう・・・。

まだまだ続きます。

 

宇治めぐり②

むすーんです!今回も、宇治めぐりについて書きたいと思います。

超大作になりそうでならないような予感ですが・・・。早速行ってみましょう!

 

腹が減っては戦が出来ぬ!!!ということで、おなかがペコペコになってしまった

むすーんと相棒は、「福寿園 宇治工房」さんにやってきました!

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外には、伊右衛門がずらっと並んだ自動販売機が!!これ、お家にほしいです。

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こちらではお茶漬け御前を頂きました!!

やっぱりお茶がおいしいからなのか、食べだしたら止まりません!!

あなごの上品な味とよもぎ生麩の柔らかい触感がアクセントになった、上品なお茶漬けでした!

また、ここでは朝日焼の器を使って、料理を出されているとの事。

器もいい味だしてますね。

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ちなみに宇治工房では、ほうじ茶づくりや抹茶マナー講座などの体験ができます。

予約制なので、事前に申し込みが必要だそうです。

 

 

おなかがいっぱいになって、外に出ると、素敵な建物が・・・。

思わず1枚撮ってもらいました!

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こちらには朝日焼の作品が展示されています。普段あまり目にしない宝瓶(持ち手のない急須)が数多く並んでいました。

慶弔年間に開窯されてから、約400年も続いている朝日焼。歴史を感じますね。

 

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宇治編、まだまだ続きます!